硬膜外カテーテルを入れるときにはどのような姿勢をとるのでしょうか? 硬膜外カテーテルを入れるための理想的な姿勢 背骨を丸めて腰を後ろに突き出すのが理想的な姿勢です.この格好を説明するのに「アルファベットのC」「エビみたいな」「怒った猫の背中」「骨盤を傾ける」などの表現が使われます.以下の図を見てこの姿勢をよく理解してください.病院に来る前に家でこの姿勢を練習するのもよいことです.理想的な姿勢をとると硬膜外カテーテルを入れやすくなります 座位 左右に傾くことなく肩を落とし,腰を後ろにつきだします,あごも落とすようにしてください ベッドで横向きの姿勢 (訳者注:日本では座位ではなくベッドで横向きに寝る姿勢が用いられるのが一般的です.このときは膝を抱えるようにして背中を丸くしてください. 硬膜外カテーテルを入れるのにこれらの姿勢がよいのはなぜでしょうか?以下の図を見て理解を深めてください. 下に示すように,背中を丸くすると背骨と背骨の間が広がり,針が入りやすくなるのです Next to: Actual Procedure of Labor Epidural