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Pain Relief During Childbirth – Japanese Vesion

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よくある質問

ほとんどの疑問にはこれまでの項で答えてきました.ここにはお母さんたちがさらに知りたいと思われる情報があると思います.

 

局所麻酔のあとはベッド上にいなければいけませんか?

 

必ずしもそうではありません.しかし病院のやり方によって異なります.お母さんが座ったり歩いたりすることができても,人手や安全性,モニターの問題のために,局所麻酔開始後はベッド上で過ごすことをお願いする病院もあります.ラウンジの椅子に座ったり歩いたりすることを許可する病院もあります.

 

局所麻酔を受けてもいきむことできますか?

 

できます.最新の局所麻酔の技術では,子宮口が開いてくる間は快適に休息することができます.子宮口が完全に開いたときがいきむときで,お母さんには蓄えていた体力が残っています.局所麻酔はいきむ力に影響はないでしょう.麻酔によってより快適にいきむことができるはずです.

 

麻酔が効いてくるとどのように感じるのでしょうか?

 

鎮痛効果が現れたあとも,圧迫感つまり子宮が収縮する感覚は残ります.お産の進み具合を診るために内診をするときにも感覚があるかもしれません.お母さんが快適でいられるように,そしてお産をしやすくするために,麻酔科医はお母さんや赤ちゃんの状態を見ながら麻酔の程度を調整します.一時的に足の感覚がなくなったり,足が重くなったり,足の力が弱くなったりするかもしれません.

 

麻酔はどのくらい持続しますか?

 

一般に硬膜外鎮痛の持続時間は必要なだけ延ばすことができます.硬膜外カテーテルを留置した後は必要に応じて薬を足すことができます.分娩中はお母さんの快適さや分娩の進行が頻繁に監視され,その状況に応じて薬の調節が行われます.この監視にあたり麻酔科医に力を貸してくれるのが看護師です.分娩後に硬膜外カテーテルは抜去され,2-3時間以内に正常な感覚が戻ります.

 

もし自然分娩を計画していても後になって麻酔を受けられますか?

 

もちろん大丈夫です.分娩中いつでも痛みが耐え難いと感じたり気持ちが変わったりすれば,赤ちゃんの娩出が目前に迫っていないかぎり,麻酔科医は無痛分娩を提供します.気持ちが変わったことや麻酔を頼んだことを失敗と考えてはいけません.

 

硬膜外鎮痛が自然分娩より優れている状況はありますか?

 

もしお母さんに心臓や肺の問題といった病気があるのなら,硬膜外麻酔は有用でしょう.お母さんが妊娠高血圧腎症(血圧が高く足がむくんでいる)であっても,硬膜外麻酔が有益なことがあります.これらの病気については麻酔科医や産科医と話し合ってください.

 

硬膜外鎮痛のあとに背中は痛みますか?

 

針を刺したことにより約1日背中に限局した痛みがあるかもしれません.また背中全体の痛みがあるかもしれませんが,これは必ずしも硬膜外麻酔によるものでははありません.自然分娩で出産したお母さんでも硬膜外麻酔を受けたお母さんと同様に,背中全体の痛みがあるという研究結果が報告されています.妊娠により靱帯が柔らかくなって背中がゆがみ,背部痛の頻度が上がるようです.

 

硬膜外麻酔を受けても尿を出すことはできますか?

 

硬膜外麻酔により膀胱が満たされた感覚が鈍くなることがあるので,排尿のために産科医や看護師が一時的にカテーテルを留置するかもしれません.


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